応声虫。(here and there #17)

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2006-09-25

応声虫というのがいます。

それは人の体の中に棲みついていて 頼みもしないのに勝手に喋ります 本人の意思などに関係なく 卑猥なことや罵詈雑言 ドキリとさせることを口走るのです。

そんなことはどうだってよくてですよ。

僕 寝台に横たえた彼女の身体 服の上から優しくまさぐっていると 彼女 夢見がちな調子で云いました。

「私の口の中に いつのまにか滑らかなコビトが棲んでいるのです」

なにを云ってるんでしょう クスリが効いてきた所為なのかなあ などと怪訝な顔の僕を置いてけぼりに 彼女は話し続けます。

「いつもは私の喉の奥にかくれているのですが ときどき喉の奥からヒョンと出てきては 私の舌の上 チョコンと乗っかって 馬を手綱で操るみたくに私の舌を操るのです 私の思うと思わざるとに関わらず コビトは舌を操って 私の思ってもいないことを喋らせるのです」

いけない 飲ませた量が 多かったか とも思ったけれど 彼女はいたって正常な顔つきで。

「この前なんかも 大事な三者面談のとき 先生が『お前の志望してた高校なんだけれども お前が入るにはもうちょと勉強頑張らなきゃいかんぞ』って云ったとき コビトが喉の奥から這い出てきてねえ 勝手に私の舌 操って 『そんなのわかっていますわ この○△×野郎(不適切な発言の為に伏字)』だなんていっちゃって。 先生もお母さんも私も 目を真ん丸にしていたのだわ」

僕 彼女のそういうのは、思春期の女の子特有の何かなんだろうなあ、と思いながらも ボンヤリしている女の子のブラウスのボタンを外していきます。 水蜜桃のようなウナジに舌を這わせたりもします。

「こんなことがたびたび続くものだから私 頭にキちゃって コビトを口の中から引きずり出そうと思って。 で コビトがヒョンと出てくるのを待ち構えて 出てきたトコロをうまい具合に掴むことができたの。 だけど 私の舌に絡み付くみたいにしがみついて 口の中から出てこようとしないの。 私 キーッ!! ってなっちゃって ハサミでもってコビトを切り取ろうとしたの でも失敗しちゃって」

僕 彼女に接吻しようと顔を近づけると 彼女は口をあんぐり開けてみせました。

「ほら 失敗したせいで うっかり 舌を切っちゃって」

彼女の口の中 舌がスッパリ根元からなくなっていて 喉の奥 白くて細長い人面の長虫がいて。

ソレが 口をパクパクさせて云いました。

「だから 彼女のかわりに私が喋ってるの わかったかよ☆×■◎※△(不適切な発言の為に伏字)」
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