どうでもいい話をしましょうか。

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2006-07-11

15階建てのマンションから飛び降りた少年は物凄い勢いでアスファルトに叩きつけられたにもかかわらず奇跡的に無傷。

本当に毛の先程も傷付かなかった少年なのだけれども後遺症的なものが一つ。彼の右手は何かを握り締めた形のまま固まって開かなかった。

開こうと思えば開けるらしいのだけれども 少年は自らの意思で自分の右手を握り 右手の中の何かを握り締めて開かないのですよ。

これが癪に障ったのは少年をいじめていたクラスメートの一団。

少年が飛び降りを図ったのも彼らの苛めが度を過ぎたからに他ならない。

少年の 何かを握って開かない右手が 苛めていた自分たちに対する何らかのあてつけであると考えたのですよ だから 彼らは 少年の握り締められた右手を 開こうと考えた。 少年が 何を握っているのかを 無理にでも抉じ開けてでも知りたいと思ったのですよ。

さて ある日の放課後 校舎の屋上 少年が発見される。

少年の右手は 無残にも開かされていた。

少年の右手には ライターで焙られたと思われる火傷の痕 突き刺された鉛筆の鉛芯の痕が数箇所 指と指との間に刺し込まれ 無理やりに抉じ開けられたときに付いたと思われる 刃物の切り傷。

痛々しく傷付いた少年の右手は もはや何も握ってはおらず ぐったり力尽きて萎れた花のよう。

こんな無残な目にあわされた少年のことを気の毒だと思い できることなら救いの手を差し伸べてあげたいと思っても 既に手遅れ 後手の後です。

なぜなら少年 死んでいたからですよ。

何処の誰が見ても 少年が死んでるって断言できることでしょう なにせ 少年の身体 原型を留めちゃいないのです 何処かの高きより落下して 地面に叩きつけられたらこんな感じだね って死に様。

この辺りじゃあ一番高い この校舎の屋上で どうやってこんな死に方をしたのか不思議でしょうが まあ いいでしょう。

少年を苛めていたグループの面々は それから一週間のうちに 何らかの原因による怪死変死行方不明等によって この世から居なくなりました。

つまり 少年の右手が 何を握り締めていたのか知ってしまった人は この世にいなくなった ってことなんですよ。

僕以外にはね。
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Comment

名状しがたきもの : 2006-07-12(Wed) 18:36 URL edit
  ま
 外さ
 道に

(某アップローダーサイトマスコットキャラ談)
n : 2006-07-16(Sun) 01:04 URL edit
最後の一行がなけりゃ怖くないのになぁぁぁぁ!!
最後の一行があったために、もう二度と読み返したくないほど怖くなってきた…ああでもまた読んじゃいそう(笑)
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