2006-06-14
泥酔後の目覚めというのは酷いもので 頭は暗い土塊のよう 喉は渇いて塩田のよう 顔色は醒めて鉛のよう 胸の中で細長い長蟲が犇いているよう つまり死にそうに気持ち悪いです。
こりゃあれだ シャワーでも浴びてアルコールを抜こう と浴室へ。 酒臭い服を脱ぎ捨て なんとなく洗面台の鏡を見ると 妙な感じ。
見間違いかと思ってまじまじ見たけれども 見間違いじゃない。
僕の右肩 真ん丸に膨れ上がっていて ソフトボール大位のの大きさに腫れ上がっていて ときどきビクビクと脈打っています。
うわ なんだこれ どっかにぶつけたっけか 酔っ払ってたからそんな記憶はないけれども ぶつけたくらいじゃ こんなにならない。
触ってみても 痺れて痛みとかも感じません でも パンパンに腫れ上がって 只事じゃないのは解ります。
膿かなんかでも溜まってるのかなあ さいわい痺れて痛みも感じないので 剃刀で切って膿を抜こうか と 剃刀 煮沸消毒後 刃を腫れ物に深く当てて すい と横に引き。
途端 透明な体液がビシャリ噴出し 血色の塊 ボロリと転げ出て。
血色の塊 吹き出た体液溜まりの中 小刻みに震え ぢ ぢ ぢ と鳴き声を発し。
うわあ なんだよコレ 虫と鳥が混じったような 見たこともないモノ
ソレ 白い膜のかかった眼 二度三度パチクリさせていましたが やがて血色の水に溶けて 体液溜まりに混じって消えて。 無くなってしまいました。
ああ そういやあ なんか思い出しましたよ。
昨日 しこたま酒を飲んだ酒場 隣に座った知らない男と気が合って 一緒に飲んだのでありますが 彼が 僕にくれたもの。
雲雀の卵位の大きさの 小さな草色の卵。
彼が云うには 天狗の卵 とのことで この卵を丸呑みして一週間もすると 天狗になることができる そうですよ。
僕 酒の勢いもあって それを一呑み ビールで流し込み。 そこから先の記憶が曖昧なのでありますが。
水の抜けた右肩の腫れ物は みるみる萎んで凹み 僕の右肩は大きく抉れて一生不自由することになった。
Trackback
http://puddleglum.blog27.fc2.com/tb.php/67-f3abb666
<< old : Next door : New >>
沼人村 Home | Page Top▲
Comment