2006-05-17
ミドリさん16才は 僕の近所に住んでいる親類の娘さんです。
近頃 ミドリさん 僕の部屋にある本で興味のあるのはあらかた読み尽くしてしまったようで 今度は自分の本を持ち込んでは 僕の部屋で読書三昧であります。 自分の本なら わざわざ僕の部屋で読むことないのにねえ
「ん なんか云った?」
いいえ なーんにも。 ところでミドリさん 何の本を読んでるんです?
「ああ コレ」
と ミドリさんが表紙を見せてくれたのですが ああ 角川スニーカー文庫であるところの
涼宮ハルヒの憂鬱でありまして。 流行りものに手を出しましたねえ
「流行りものには一通り手を出すことにしてるのよ」
で どうですか
「どうって云われても。 ええっと 長門さんがいいわねえ 長門さん蕩れー」
僕は鶴屋さんが蕩れです いえ なんでもありません。ええっと 僕は読んだ事が無いのですが どんな内容なんです?
「んーっと 無自覚に『願望を現実化できる力』を持った女の子が 宇宙人や未来人に超能力者がいるといいなあ と思ったおかげで学園に宇宙人や未来人や超能力者が集まってて 一緒になって楽しくやりつつも 狂言回し役の男子生徒とのラブ話がメインって感じかなあ」
ふうん なるほど。
「で 私 思ったんだけれど」
またロクでもないことを思いついたような笑顔ですね
「もしもよ この『願望を現実化』できる女の子であるところの涼宮ハルヒがよ? BL小説なんかを読んで ハマッて御覧なさい とんでもないことになるわよ」
とんでもないのはミドリさんの頭の中ですよ
「ある朝 超能力者で”機関”の一員である古泉一樹が目覚めると 身体に謎の器官が発生していることに気付くのよ ”機関”だけに!」
全然 うまい事云えてないですよ。 で 謎の器官ってなんです
「やおい穴に決まってるでしょ」
ミドリさん 自分が何を云ってるのか分かっていますか
「で 自分にそんな穴が発生していることに気付いた古泉は察しがいいものだから それが涼宮ハルヒが望んだ結果であると肯定したわけよ! さらには自分が誰とカップリングされるべきかも思い至ったわけよね。 その相手ってのはもちろん 狂言回し役の男子生徒! もう あの手この手で猛アプローチを開始して そして最後には……… キャー!」
ミドリさん 馬鹿じゃないですか
「あーあ 『古泉一樹の誘惑』ってタイトルで誰か書かないかなあ ちょっとは需要あると思わない?」
まるで思いません。
Comment
やおい穴に再構成しないと。菊を。
偉いことになるに違いない。違いない。
ミドリさん是非。