薔薇館の殺人。

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2006-04-23

ミドリさんは 僕の近所に住んでいる親類の娘さんです。

休みの日や暇なときなどに 僕の部屋へ遊びにやってきて 他愛もないお話をしたりします。

近頃は僕の部屋の本棚の本を片っ端から読破しようとしているらしく 今日も日曜日だってのに朝早くからやって来て 適当に選った本を黙々と熟読。

僕の入れたげたダージリン(砂糖4杯入りの大甘です)をゆっくり飲みながら 一言も発しないでひたすら読書に没頭です。

お昼も過ぎて 夕刻に近いオヤツ時 ようやくミドリさん 顔を上げて 「ふう」 と一息。ようやく読書もひと段落といったところで。

「おなか空いたー」

そういうと思いましたよ お昼も食べないで本に夢中だもの。 ホットケーキ焼くけど 食べますか?

「たべるー」

バターたっぷり使ったホットケーキは出来も上々で ミドリさんもサンボ並みに もふもふと頬張ります。

「あー おなかいっぱい。ご馳走さまでした」

ソレはよかった。で どうです なんか面白い本はありましたか?

「やっぱり綾辻はいいね 久しぶりに読んだから内容忘れちゃってたけれど。 十角館はいいね。 佐々木(仮名)さんも お金貯めて 十角館建てたらいいじゃない そしたら私 そこに住んであげるから」

そんなお金 ないですよ それに風変わりな建築家の知り合いもいませんし

「ちっ。 この甲斐性なし」

なにかおっしゃいましたか?

「べ べつに? ところでさ 『館』シリーズを読み返してて気付いたんだけれど」

ほう 何にです?

「名探偵役の島田潔 いるじゃない。 彼って関東の仏教系私大を卒業してるのよねえ」

確か そうですが

「もしよ? その『関東の仏教系私大』ってのが 花寺学院の大学部だったとしたらどうする?」

花寺って マリア様がみてる の?

「そう。 んで その縁で小寓寺の住職とも面識があってね。年代的にも近いはずだから きっと小寓寺の住職は花寺OBで 島田潔とは同期だと思うのよ」

また勝手な脳内設定を。

「ある日、リリアン女学院高等部の生徒・現白薔薇様であるところの藤堂志摩子が自宅である小寓寺に帰ってくると、駐車場に見慣れぬ青いオープンカーが停まってることに気が付いて 「あら? お客様」」と思いつつ玄関を上がると 父親であるところの小寓寺住職に声をかけられるのよ。


『帰ってきたか志摩子、着替えたら居間に来なさい』

『はい、お父さま』

『お前に紹介したい奴がいてな』


って感じで!」

そんな独りで小芝居しなくても

「んで 志摩子が居間に行くと 長身痩躯の 見るからにカマキリを連想させるような容姿の男がいるわけよ。


『おう、志摩子 来たか。こいつがさっき言った男だよ。父の大学の時の友人だ』

『はじめまして、いつも父がお世話になっております』

『はじめまして志摩子さん、お噂はかねがね』

『…噂?』

『ふん、どうせ父に似なくて幸せだ、とかその程度の噂だろう』

『ふふ。おっと まだ自己紹介がまだでしたね。島田と申します』

と 彼が差し出した名刺には[鹿谷門美]の名前。

『ししや…?』

『ああ、[ししやかどみ]と読む。こいつはこのペンネームで本を書いてるんだ、職業小説家だよ』


なんて出だしから じつは中村青司なる建築家が三十年前、リリアン女学院の改修工事に係わっていたらしいということから 志摩子にリリアンを案内してほしいってことになるわけよ。更に同日同時刻 小笠原邸にて! 「素敵な絵があってね」と小笠原祖父が買ってきたのは幻視者と呼ばれた藤沼一成という画家の描いた幻想画であったのだ!」

あったのだ!って云われても。

「そして起きるべくして起きた薔薇の館での密室殺人! 苗字なき女生徒を殺した犯人は?! そして中村青司の施した『マリアさまのこころ』の秘密とは! →TO BE CONTINUED!」

なにが TO BE CONTINUED!ですか

「うーん だめかなあ」

ダメだと思います
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Comment

みおのすけ : 2006-04-24(Mon) 15:06 URL edit
あれ?御手洗潔じゃなかったっけ?と思って検索したら島田潔でした。
マリア様がみてるは全く存じませんが、
綾辻行人の館シリーズ好きでしたよ~懐かしいなあ。
(ミドリさんと同じ年くらいの頃に
名状しがたきもの : 2006-04-26(Wed) 12:22 URL edit
ああ、ミドリさん、相変わらず可愛いですねえ。
疾風のように現れて : 2006-04-30(Sun) 23:40 URL edit
ミドリさんにはいつも親近感を覚えてしまいます。
ところでミドリさんの年齢表記なくなったんですね…
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