昔書いたの。

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2006-03-04

(前略)

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!

「どうやら…わし達は既に スタンド攻撃を 受けているッ!」

「まさか ジョースターさんッ スタンドの気配はどこにも……」

「いや じじいのいうとおりだぜ花京院… どうやら俺達は 文章…つまり 『テキストの世界』に閉じ込められたッ!」

「何ィィイいいッ!!」

(中略)

「ポ…ポルナレフがッ…!」

「し 死んでるぅううぅううッッ!」

「…まて 俺達の目の前にあるこの部屋の扉を 誰かが開けるところを誰か見たか?」

「いや… わしの知る限り 誰もこの扉を開けとらん筈じゃが…」

「するとだ… ポルナレフは… 誰も通れるはずのない扉の向こう この扉のほかには何処にも出入り口のない部屋の中で 誰かに 殺された! …ということだ つまり…」

「そんなッ…! まさかッ…」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!

「ポルナレフは 『密室』 の中で殺されたことになるッ! …どうやら俺達の閉じ込められた『テキストの世界』ってのは… 『本格推理小説』の世界らしいな…ッ!!」

(中略)

「馬鹿なッ! ジョースターさん なぜ あの中国人の少年を縛り上げないんです! ぼくの推理によれば… あの中国人の少年がスタンド使いに違いないんですッ!」

「ハッハッハッハッ だいじょうぶか? 花京院 あの少年は中国人で おまけに召使だ。 『ノックスの十戒』や『ヴァン・ダインの二十則』に合せて見ても あの少年は犯人…すなわちスタンド使いではありえないのじゃよ!」

「『ノックスの十戒』や『ヴァン・ダインの二十則』ですって…ッ! いまどき そんなのをありがたがっているなんて どうかしていますよッ! 我々が知りうる中で アリバイがないのは あの少年だけなんですよ…ッ!」

「それこそ『馬鹿なッ!』ことじゃないのか花京院? あの少年は ポルナレフが死んだと思われる時間 ずっと我々と一緒にいたではないかッ!」

「フフフ… トリックですよ… 今ッ ぼくは確信したんですッ! あの少年がどんなトリックをつかって…我々を欺いたのかを…ッ!」

「ど どういうことだ」

「その前に アリバイトリックの種類について 皆さんに説明します 詳しくは 日本の作家 有栖川有栖著 「マジックミラー」 の作中で語られている『アリバイ談義』の中での『アリバイトリック分類』というのがあるんですが…」

(中略)

「おい… 花京院… それじゃ矛盾してるぞ それじゃ…どうやったって… あの中国人の少年は… 犯人じゃないってことになるぞッ!」

「あ…ッ!」

「となると… 犯人が…何処にもいないってことになるんじゃないのか?!」

「そんなことはないぜ…犯人は…この中にいる…ッ!」

「承太郎ッ! まさか… わしらの中に… 犯人がいるとでもッ?!」

「その通りだぜじじい… 確か… ポルナレフの『死体』を確認したのは じじい…てめえだったな…」

「ああ わしがポルナレフの体を直接触って確かめたが… まさか承太郎ッ! わしを疑ってッ…!まさか… わしが確認するときにすかさず『まだ生きていたポルナレフを殺した』早業殺人だとても云うつもりじゃ ないだろうな…ッ! わしがポルナレフに触って確認した時 すでにポルナレフの体は冷たくなっていて…」

「あ…ッ ジョースターさん… ポルナレフの体を触るとき…たしか 左の手で…触っていましたよね…?」

「あ…ああ… そのとおりじゃが…」

「ジョースターさんの左手は…義手ですよね…」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!

(中略)

「俺達の会話の中では『ポルナレフの死体』ってことを何度も云ったが… 地の文じゃあ『動かないポルナレフの身体』って記述はあっても… 一度たりともッ! 『ポルナレフの死体』という記述はなかった…ッ つまりだ… オラァッ!」

ドゴォオンンン!

「ギニャアアアアッ!」

「ああッ! ポルナレフの皮が剥がれて 中からまるで知らない人がッ!」

(後略)

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Comment

名はない : 2006-03-05(Sun) 10:06 URL edit
どうしたポルポル!
たいじ : 2006-03-14(Tue) 04:55 URL edit
面白いなあ。大好きです。
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