2007-12-15
知人と二人して 行きつけのラーメン屋に行ったときの事です。
「やあ 大将のラーメンは絶品だねえ」
本当に。 こんな美味しいチャーシュー 食べたことないですよ。 それに 綺麗に星型に切ってあって。
「へへ 元から そんな形でしてね」
え こんな形 って。 大将 このチャーシューって 豚肉ですよねえ?
「へへへ 企業秘密でさあ」
「ま まあ いいじゃないか。 いやあ 大将の作った餃子も 美味いなあ」
本当に。 噛むと中からたっぷりと旨味肉汁が溢れてきて こんなトロトロの 黒い アメーバ状の何かが とても 美味しいです 大将 これ なんですか?
「ああ それは ショゴ いいや なんでもありやせん 企業秘密でさあ」
「ま まあ いいじゃないか。 ところで大将 ちょっと小耳にはさんだんだけれど 大将 プロボクサーと しかも日本チャンプと勝負して 勝ったことがあるんだって?」
「へへ お恥ずかしい話で」
凄いじゃないですか プロボクサーと喧嘩して勝つなんて
「喧嘩じゃありやせん あっしの餃子と ボクシングとの勝負でさあ」
餃子と ボクシング?
「ええ あちらさんがジャブを打つのと あっしが餃子を握るの どっちが速いか の勝負でさあ」
「俺も大将の武勇伝を聞いたときには 鳥肌が立ったぜ。 日本チャンプが大将に向かって左ジャブを放つ! その刹那 閃く大将の両手! そして一瞬の後! 大将から流れ落ちる一筋の鼻血! ニヤリと笑う日本チャンプ! しかし その顔が徐々に驚愕に歪んだ! 日本チャンプが ゆっくり左手を開くと 中に 餃子の具が?!」
「へへ あちらさんの手のひらの中に ちょちょいと ヘラで餡を詰め込んでやったんでさあ」
凄い。 板垣漫画での ジャブより速い が 本当にあるなんて。
「これしか能がないだけでして へへ お恥ずかしい」
「やあ 凄い話も聞かせてもらえたし 美味いものも食べられた じゃあ そろそろ会計を」
「へい 全部あわせて1600円でさあ」
「じゃあ お願いするよ」
え 僕が一緒に払うんですか? 仕方がないなあ
と お金を払おうと 懐から取り出したガマグチ パチリと開くと 中に 何時の間にやら餃子の具が みっしり と。
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Comment
『おれはラーメン代を支払おうとしていたと思ったらいつのまにか財布は餃子だった』
な……何を言ってるのかわからねーと思うが おれも何をされたのかわからなかった……
頭がどうにかなりそうだった……
催眠術だとか超スピードだとか
そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ……
最後の「みっしりと」は魍魎の匣ですかねぇ?
大将は隙間があると埋めたくなるんですねw
いつもオチが楽しみです。
こんなにハラハラドキドキするブログは沼人村だけ。
別の意味で同じ系統(ぇ