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2006-04
- さるのて
- 僕には双子の兄がいて 今は離れて暮らしているのでありますが。その兄が僕の部屋に訪ねてきたのは今日の昼時。 僕 原稿用紙にシャーペンでカリコリと ちょっとした書き物をしていたときのことです。 手にはグルグルと布巻いたデコボコの棒状を携え ソレを僕と兄さんとの間にコトリと置いて 云いました。「何故 『猿の手』が願い事を三つ 叶えてくれるか考えたことはあるか?」猿の手って あのジェイコブズの短編のですか......
- 04-30 | 双子の兄のこと。 | Comment : 2 | Trackback : 0
- 三生一死
- 彼が 往生時に云いました。「私は 三度 この世に生まれ出た 一度目は 試験管の中で 二度目は 名も顔も知らぬ母の胎内から 三度目は 密閉された 駅のコインロッカーの中から」けれども 死ぬのは 一回だけでありました。......
- 04-25 | 未分類 | Comment : 4 | Trackback : 0
- 薔薇館の殺人。
- ミドリさんは 僕の近所に住んでいる親類の娘さんです。休みの日や暇なときなどに 僕の部屋へ遊びにやってきて 他愛もないお話をしたりします。近頃は僕の部屋の本棚の本を片っ端から読破しようとしているらしく 今日も日曜日だってのに朝早くからやって来て 適当に選った本を黙々と熟読。僕の入れたげたダージリン(砂糖4杯入りの大甘です)をゆっくり飲みながら 一言も発しないでひたすら読書に没頭です。お昼も過ぎて 夕......
- 04-23 | ミドリさんのこと。 | Comment : 3 | Trackback : 0
- こんなゆめをみた。
- 一人の男が屋根から飛び降りる 地面に置いた 鏡めがけて胸には抱いた大きな縫いぐるみは 消えてしまった妹へのお土産彼の幼い妹は ずっと昔に行方知れず 森の奥の沼に浮かんでいた麦わら帽子と引き裂かれた白いワンピースだけが彼女の痕跡実のところ 彼の所為で妹は行方知れずになってしまったようなものなのだけれど 彼はそのこと 認めたくなくて妹は 此処ではない何処かで生きている そうだ 鏡の向こう側の世界で生き......
- 04-19 | 未分類 | Comment : 1 | Trackback : 0
- もうじきだめになる
- だんだん 頭の中で タモリと 倉阪鬼一郎と 魔夜峰央の 区別が付かなくなる。......
- 04-19 | 未分類 | Comment : 0 | Trackback : 0
- べつにどうでもいいけれど
- 木偶のスティック とか 木偶のバー じゃなくて 木偶のプリースト なんじゃないかなあ......
- 04-14 | 未分類 | Comment : 1 | Trackback : 0
- 道標
- 夕暮れ時 散歩で道行けば 落し物 白い小さな ハンドバッグ。気にも留めずに歩みを進め また落し物 見れば女物のスーツ 小奇麗にたたまれて四角。おかしな落し物が続くなあ なんて思っていると 更に落ちていましたよ 真っ白なブラウス パンプス パンティーストッキングが 脱ぎ散らかされていて。おやおや こりゃあ 大胆になってきましたよ このまま歩いてたら ランジェリー姿の眼鏡OLでも寝転がって 落ちている......
- 04-14 | 未分類 | Comment : 2 | Trackback : 0
- 毎晩みます。
- 夢の中で 見知らぬ女から。『結婚してください 結婚してください』と 必死の懇願を 受ける。ここ最近 おんなじ夢を 毎晩 見てる。今日 街で 夢の中の女と そっくりな女の人と すれ違った。思わず 僕 その女の人に 声 かけた。女の人 振り返り 僕の顔 見ると『ギャッ!!』なんて 楳図っぽい顔で叫んで 一目散に駆け出して止める間もなく 道路に飛び出しダンプカーに轢かれて 五体四散。その日の夜も ここ最......
- 04-10 | 未分類 | Comment : 0 | Trackback : 0
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