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2006-01

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河→山
川に住む河童は 雪のちらつく頃になると 冷たい水から上がります。ヌメヌメの身体が北風に晒されて乾くと 徐々に毛が生え 毛むくじゃらになり。毛が生えそろうと 河童は山に入り 山童になります。山童は 冬の間 木の洞などに棲み 枯葉に包まってぬくぬくと過ごします。河童から山童に移行するときの変化は 身体に毛が生えるだけ ではありません。冬の間 お世話になる山の神様に失礼にあたらないよう 自分の片目を外す......
01-30 | 未分類 | Comment : 1  | Trackback : 0 
殺人狂ルーレット
彼女が散歩から帰ってきて 僕に「ぎゅー」なんて云いながら抱きついてきて。そしたら 彼女の黒髪から漂うは 紫色の 濃密な死の薫りで。ねえ 今日は どこまで散歩をしてきたの?「こうえんー。 さむかったよ」ああ 公園ね 寒かったろうに こんなに震えて 手が冷たい。僕 彼女をお風呂に入れたげて 湯上り ふかふかのバスタオルで華奢な彼女の身体を拭いたげて 彼女の長くて黒い髪 丁寧に丁寧に櫛で梳いてあげると彼......
01-27 | 未分類 | Comment : 1  | Trackback : 0 
なかきよ。
僕には双子の兄がいて 事ある毎に僕を困らせてくれる厄介者の兄がいて いつも面倒な目にあっているのでありますが。そんな兄が 年明け前に云った事を思い出しました。「おい 『なかきよ』って知ってるか?」もちろん知ってますよ。 『ながきよの とおのねぶりの みなめざめ なみのりぶねの おとのよきかな』 ですよね。 それを書いた紙を帆掛け舟に折って枕の下に入れて寝るといい初夢が見られるってヤツですな。「ふん ど......
01-19 | 双子の兄のこと。 | Comment : 1  | Trackback : 0 
胞烙の刑に処す。
『ハクション! ハクション! あれ おかしいなあ 急にクシャミが』『どうしたの? 風邪?』『いいや そんなんじゃないよ。 きっと 花粉症』『あれ あなたって 花粉症だったっけ?』『普段はそうじゃないけれど 今 こんな身近に 君っていう綺麗な花が一輪ある夜は とりわけ花粉に敏感になっちまうのさ』『まあ』『今夜はもっと嗅ぎたいな 君という薔薇の 芳しいパヒュームを…』「って台詞を云えば 絶対モテモテだ......
01-17 | 未分類 | Comment : 2  | Trackback : 1 
安眠法。
ここしばらく 酒断ちをしておりまして。酒を断ちますと なかなか眠れないものであります 寝入りのタイミングがよく分からず ゴロゴロ寝返りをうって なんとなくウツラウツラできたかなあ と思ったら朝 なかなか熟睡気分が味わえなかったのですが。最近 ようやくグッスリ眠れるようになりました コツをつかんだのであります。まずは目をつぶってしばし安静 真っ暗い中 扉をイメージいたします。そのイメージした扉に片耳......
01-10 | 未分類 | Comment : 2  | Trackback : 0 
安。
「先生 私の身体が おかしくなってしまったのです」「どうしましたか 具合の悪いところでも?」「いや 具合とかは特に 悪くはないのですが これを見てください」「ほう 美味しそうなお寿司ですね」「いいですか この 美味しい寿司を 食べると」パァンッ!「このように! 私の両手が勝手に! 自動的に! カシワデを!」「それは死に至る奇癖です。 余命 50日」......
01-10 | 未分類 | Comment : 1  | Trackback : 0 
館。
この場面で この台詞を云わずして なにが女優か。ほら こんな雰囲気 チャンスは一度 私だけの舞台 当たるスポットライト ヒュっと 一息吸い込んで。「冗談じゃありませんわ! この中に人殺しがいるかもしれないのに 一緒に寝れるわけないじゃないの! わたくし 自分の部屋に戻ります! 明日の朝 警察が来る迄 誰も私に近づかないで!」決まった! これで次の日の朝 正体不明の殺人鬼の手によって惨殺死体として発......
01-09 | 未分類 | Comment : 0  | Trackback : 0 
マリア様がみている 初心者講座
知人の彼が 僕の部屋に遊びに来たときのこと。彼 僕の本棚から一冊の本を手に取りまして 云いました。「なあ これって 面白いのか?」彼が手にしているのは 角川コバルト文庫の雄 マリア様がみている(無印) でありまして。面白いのか? って 面白いに決まっているじゃないか!「でも 少女向けだろ? つうか 少女向けの小説がなぜ むさ苦しい男のお前の本棚にある?」べ べつにいいじゃないか 面白いものに少女向......
01-08 | 未分類 | Comment : 2  | Trackback : 0 
赤女
僕の知人であるところの彼女が引っ越したとのことで その部屋に遊びに行ったのですよ。へえ いい部屋じゃあないか ベランダ付きで 大きい窓 日当たり良好だ「うん。 わたしもソコが気に入って この部屋を借りたんだけれど ね 家賃も格安だし」と 彼女 右手の指を二本立て。へえ こんないい部屋なのに そんなに家賃が安いんだ「うん 二千円」安すぎじゃないか そりゃ 安すぎるよ「まあ 安いには安いなりの理由があ......
01-06 | 未分類 | Comment : 0  | Trackback : 0 
人を嫌いになると その人の頭の上 宙に浮かんだ危険物がぼんやりと視え。か細いロープに吊られ 風にそよいで揺ら揺ら振れる 逆円錐の危険物は 鈍く黒光りし 見るからにズシリと重く。あの 逆円錐を吊らすロープが ふつり と切れて 嫌いな彼奴の脳天を直撃しようものなら 一大事 ただ事ではすまないだろうなあ と 思えば 彼奴の嫌さにも我慢できようもの。人を嫌いになると その人の頭の上 宙に浮かんだ危険物が視......
01-02 | 未分類 | Comment : 2  | Trackback : 0 
今年描いた年賀状をいくつか。
というわけで あけましておめでとうございます......
01-01 | 未分類 | Comment : 8  | Trackback : 1 

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